




使い方
図を参考に組み立てていただき、お花を入れてお楽しみ下さい。
軽くて丈夫にできていますが、雨風の強い所にはおかないようにしてください。

フラダンボとは
今までのスタンド花で主流だったパイプスタンドは、普通には廃棄が出来ず、もらった方も大型ゴミで出したり、お花屋さんに回収を頼んだり、困ることが多かったのです。また、胡蝶蘭などの廃棄はワイヤーが付いていたりするため、分別が大変だと言う声もありました。
心のこもったお花を贈ったつもりが、今まで廃棄の事まではあまり考えていませんでした。
フラダンボは、全てが土に還る、地球にやさしい贈りり花だから、贈った方も、贈られた方も嬉しいスタンド花です。
SDGs9産業と技術革新の基盤をつくろう
SDGs11住み続けられるまちづくりを
SDGs12つくる責任
SDGs15陸の豊かさを守ろう
まだあるフラダンボの利点
●宅急便で送ることもできます。
今までのパイプスタンド花は、宅急便で出せない大きさだったので、地方に送ることができませんでした。近くに気に入ったお花屋さんがあっても、送り先の近辺のお花屋さんに頼むことになりました。このフラダンボは宅急便でも送れるサイズになっているので、お気に入りのお花屋さんから華やかなスタンド花を送ることができます。
●オリジナルのフラダンボを作る事ができます。
高い印刷技術で、美しい仕上がりのフラダンボは、デジタル印刷なのでオリジナルのスタンドも作れます。ロゴマークやイラストや写真などをプリントした世界に1つだけのフラワースタンドを作ることができます。イベントやオリジナルギフトにお役立てください。
●実際にお使いいただいお客様の声
Q、段ボール製のスタンドの見た目に問題ござませんでしたか?
A、とてもスタイリッシュでカッコよかった。(推し活男性)
A、特別感があった。(大手会社女性秘書)
A、黒で見た目にカッコよい。(40代会社経営者)
A、アレンジメントと一体感があって邪魔にならない。(推し活40代男性)
Q、廃棄の仕方は?
A、回収もなく会場の方が処理できました。(60代自営業男性)
フラダンボでお花を送るには??
お気に入りのお花屋さんに、
「フラダンボ」でお花を送りたい!とお伝えください!
それだけです♪
フラダンボのお問い合わせは
「フラダンボ君」誕生ものがたり
パンデミックで花が売れなくなった
2020年パンデミックが恐ろしい速度で世界を飲み込みました。行動制限されるようになり、人が集まるイベントは中止となり、レストランは営業停止を余儀なくされ、人々は集うことすらできなくなりました。GINKGOの花屋も、スタンド花はもちろん、花束さえ注文は無くなりました。「おうち需要」が高まり、観葉植物だけが飛ぶように売れていき、店の前には車来るお客様が途絶えません。しかし、そのうちパンデミックが一年過ぎた頃は、とうとう何も売れなくなったのです。
誰もが不安に苛まれていました。この世界はどうなってしまうのだろうか。この先、どんな花が求めらる世界になるのだろうかと考えました。イベントやコンサートは以前のような規模でできなくなるかもしれない。そうしたら、大きなスタンド花は要らなくなるのかもしれない。大きめのアレンジメントと、スタンド花との間くらいの大きさの花を作ってみたらどうかな。スタンドを段ボールで作れないのかな。。
これが「フラダンボ」の案が誕生した瞬間でした。
段ボールの製造会社さんで試作を繰り返しました。スタンド花はかなりの重さになる事など、段ボールで作っても高級感を損ねたく無いことなどを伝え、試行錯誤が繰り返されとうとう初めの「フラダンボ」が出来上がりました。特許も申請して、2022年フラダンボが産声をあげました。
実際に使ってみたら
さっそくお店の顧客の方にモニターをお願いして、フラダンボでスタンド花を作らせていただきました。展示会や就任、開店のお祝いなど、すると、「すごく恰好良い!!」と大満足のお声が寄せられて、心配していた転倒事故なども全く起こらりませんでした。大手エネルギー企業の秘書さんは、モニターをお願いしたら二つ返事で「使いたい!」と即決くださったので、企業ロゴを入れたフラダンボで就任祝いのお花を作らせていただた所、大変に好評をいただいたと嬉しいお言葉をいただきました。
我々の使用感はというと、軽い、かさばらない、差別化できる、スタンドの下げに行かなくて良い、宅急便でも出せる!と良いところづくめ!これはさまざまな問題が解決できる。
おりしも、世間ではSDGsが言われるようになっていました。
ところで、贈り花の現場の様々な問題とは実は、お祝い花を贈る現場には知られていない様々な問題がありました。例えば胡蝶蘭やスタンド花がたくさん贈られてくるような場面はとっても華やかです。しかし、問題はお花が終わった後。パイプスタンドは係りの方が花屋さんを調べて回収を連絡しなければならなかったり、胡蝶蘭は痛まないように茎に太いワイヤーがテープでしっかりくっついているので分別にとても手間がかかります。また、お花屋さんは回収を頼まれれば、取りに行かなければならず、ライブやコンサートなどの場合は夜中の回収に走ることもあります。花屋さんの業界も人出不足でガソリン価格もバカになりません。都会の場合は駐車場にも料金が発生します。スタンド花の価格に載せればよさそうなものですが実際にはほとんどのお花屋さんはその手間にチャージしていないのが現状です。
フラダンボなら、花が終わったらお花は通常のごみとして破棄していただき、スタンドは折り畳んで資源ゴミとしてリサイクルされる。。。貰う方々も、花屋さんにとっても、環境にも良い!しかも、環境に負荷のかからないフラダンボでお花を贈る側の企業さんやお客様の意識の高さをアピールもできるかも、と思いつきました。
そして愛されフラダンボ君へ
当初「フラダンボ」は当店だけのオリジナルで作りはじめた物でした。しかし、出来上がってみたら、こんなに良い物を私たちが独占して使ってしまうのはもったいない!他店さんにも使ってもらえたら、とってもハッピーな世の中になる!そう考えて、リリースする事にしたのです。
しかし、そのころは見た目にこだわって「デジタル印刷」で作っていたためもあり、まだまだ現実的な値段ではありませんでした。展示会に出てみても、高すぎて他のお花屋さんは買ってくれません。どうしたら価格が下がるのか。実はこれは長い時間がかかっての、涙あり汗ありの紆余曲折がありました。
結果はデジタルプリントをやめて、黒い段ボールと白の段ボールで製作することで価格は飛躍的に安くなりました。そして見た目がマットで、かえってフレッシュな花やグリーンにもマッチする事がわかったのです。
色々なトラブルもありましたが、協力してくださらる製造会社さんや、使いたいと言ってくださる大手企業さん、卸業者さんや、花屋さん、だんだんと「フラダンボ君」の友達が増えてきたのです。
まだまだ知られていない「フラダンボ」君ですが、皆さんの愛されキャラとなりつつあります。みんなの「フラダンボ君」として長く愛され、スタンド花をお贈る事が形式的なものだけではなく、もっと楽しく、個性あふれる、価値の高い物になり、そして地球にも人にも優しいものになる事を願っています。