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スイスのサンタは、ロバに乗ってやってくる。


クリスマスにプレゼントを持って来てくれるサンタクロース♪

みんな大好きなサンタさんですが、実はスイスではちょっと違うって知っていましたか?

スイスのサンタは子供達にとって怖い存在なんです。


サンタクロースはクリスマスの日より少し早く、聖ニコラウスの日、12月6日に森からロバにのってやってきます。

そして、茶色い衣装のシュムッツリと言うお付きの不気味な侍従を連れて、なんと棒と分厚い本を手にしています。

そして、この本には、良い子と悪い子のリストが書いてあるのです!

家にやってくると、サンタは親から事前に伝えてもらった、子供が今年やった良い事、悪い事を読み上げます。

悪い子は、棒でこらしめられて、サンタの袋に詰められて森に捨てられると信じられていて、良い子にはみかんと、ナッツなどがプレゼントされます。


それは、日本のなまはげとそっくりな話。

トナカイに乗らず、ロバ。

北極じゃなくて森からやってくるサンタ。

なんとなくのどかで、素朴で、とてもスイスらしいなと思います。


ところで、サンタからプレゼントされるみかんですが、スイスにみかんがあるの?って思うかもしれませんが マンダリンと呼ばれる、日本のみかんとそっくりなものがあります。

そして、日本人がみんなやるように、みかんを奇麗に器にして剥いて食べると、 スイス人は、何の手品だ!!!!とびっくりされるんです。


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