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花は生活のインフラ。心の食料だからGINKGOは営業します!

更新日:2020年4月17日


新型コロナウイルス感染拡大による、緊急事態宣言を受けて、GINKGOの営業をどうするか悩みました。

クローズすることも考えましたが、今のところGINKGOは出来る限りお店をオープンする予定です。

この先、やむなくお店を閉める事になるとしても、ネットや電話のオーダーでお花を配送したり出来る限り、お役に立つ形で営業を続けます。

何故なら、私は社会的な意義として、花は生活に無くてはならない、インフラだと信じているからです。

人の心に花は必要です。花屋の歴史は、記録に残っているものは平安時代、比叡山の麓の白川の里から、花を摘んで京都の都に花を売りに来る「白川女」と言われる女性たちがいました。御所に花を届け、都に住む人々に花を売っていたのが始まりだそうです。以来、1200年のあいだ、姿形を変えて、街に暮らす人々に花を届けて来ました。だから、花屋も正常な街の姿として、無くてはならない、心のインフラだと思っています。

今、新型コロナウイルスによって、大きな不安が世界中を覆っています。私は、花を通じて人々に元気や癒しを届ける事が、フローリストの仕事だと考えています。

できる限り、フローリストの使命、プライドとして貫いていきたいと考えています。


現在、市場の花がどんどん少なくなっています。

全体的な需要が落ちているためにお花が売れなくて、お花に値段がつかないのです。

せっかく手数をかけて育てた農家さんも市場に出荷できなく廃棄していると聞いています。

そのため、市場で良いお花がすごく安い値段で売られていることがあります。

それは、うれしいような反面、悲しい気持ちにもなります。

少しでも売ってあげて、生産者さんの力になりたいなぁと思うのです。

一方、自宅で自粛をしている皆さんは、お花を飾ったり植物を置いたりして、この時期、より癒しを求めているような気がします。GINKGOさんが営業していて、お花があることにほっとした、ありがとう、と言ってくださるお客様もいらっしゃいます。

それぞれ皆、我慢している状態です。息抜きにお花を見たり、飾ったり、会えない家族や友人にせめてお誕生日やお祝いのお花を贈りたい。

そういう気持ちに応えるお花を、できる限りご用意し続けたいと思っています。

ハナカツ♬と名を付けて、みんなでお花を家に飾ろうよ!と言う呼びかけをしています。「山岡セレクト」でおうちで楽しむ、お花のセットをお送りしています。

既にたくさんの方が賛同してくださってお花をおうちに飾ってくださっています。

お写真を送ってくださる方も多くてそれを見るのが楽しみです♫

そうやってみんなでお花を楽しむ輪のようなものができていくのもこの状況が作った、面白い現象です。


お店の取り組みとしては、消毒液、マスクの着用はもちろんですが


  • 入り口のドアを開け放し、奥の作業場の窓も開けて、風が通り抜けるようにして、風通しの良い空間にしています。

  • レジの前には、透明フィルムを貼らせていただきました。

  • お店の中にはお客様1名づつの入店とさせていただいています。


入り口から中を覗いていただいてどなたかがいらっしゃった場合は、お声掛けいただき、外でお待ち下さい。順番にご案内させていただきます。

そしてどうぞ、ご無理をして来店いただかなくても、ギンコでは簡単にネットやチャットで、またはお電話、FAXでもお花のオーダーをお受けしています。


ギンコのホームページの1番下に、ご注文フォームの赤いボタンがあります。

こちらから、お気軽にお花の注文が出来るようになっています。

クレジット決済も、メールにて決済フォームをお送りする形で、簡単にできるようになっています。

皆様、それぞれが気をつけて、がんばってこの状況を乗り越えましょう!

そして、お花の力でできる事はどうぞギンコに任せてください!

15年前の開店当時のギンコです。

1 Comment


Yoshio Yamaoka
Yoshio Yamaoka
Apr 18, 2020

がんばれ 応援します。

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