「ハナカツ♬」ギンコチャンネル始めました!


9月に入り、少しだけ秋の風を感じるようになりました。 まだ暑い日が多いようですが、お花も少しづつ秋のお花が出て来て、確実に季節が進んでいくのを感じます。

季節が進むのを感じると、今年と言う年がなんと特別な年になったのだろうか!、、と想いが改めて強くなります。 季節が進んでも、何か止まったような一年。 何かしたくても、できない歯痒さがずっと続いているような感じがあります。

だけど、嘆いていてもしょうがない。 そう、人生は思い通りにならないのだ、と思うのです。 これまでの人生でも、思いがけない事で度々窮地に立たされる事がありました。 でも、悩んでいる時間はもったいない。 しばらく足元を見つめたら、なんとか、前を向いて、コツコツと努力して脱するんだ♫ そしたら必ず楽しい事や明るい光が見えて来たじゃない?と自分に言い聞かせています。


思えば、2011年の東日本大震災の時。 あの日は突然、大変な事になりました。 私は帝国ホテルの地下でディスプレイの仕事が終わり、帰ろうとご挨拶をしていた時でした。 突然大きな揺れを感じて立っていられなくなり床に座り込んで揺れが収まるのを待ちました。 急いで店に戻ったら、スタッフが一人で泣きそうになっていました。 夕方になると、人々がお店の前の道を歩き出して電車が止まったのを知りました。

そして家に帰り、テレビを見て津波や、原発の事を知り、唖然としたのを覚えています。 その日から、社会がストップしたようになり、街の灯りは消え、お店はもちろんお花など売れず、 友人家族は、東京から避難しようと言う人もあり、私自身も動揺、不安、悲しみといった感情に押しつぶされそうになりました。

しかし、そういう時こそ自分の出来る事で、誰かを笑顔や、暖かい気持ちになれる事を探す事が大切だったと思います。震災以降、お花は全く売れなくなり、スタッフの不安、家族の不安などを受け止めながら、 でもお店は休む事無くお花を店頭に並べ続けました。


その理由は、こんな事があったからなんです。 東北大震災の次の日、たった一人だけ小さなお花を買ってくださったお客様がありました。

その方が「昨日、歩いて歩いて歩いて家に帰ったら、家の中がむちゃくちゃになっていて、、、でも、このお花を見たら可愛くて、明るく咲いていて、どうしても連れて帰りたくなって。。。。」と言いながら涙を流されたのです。 その涙を見て、私とスタッフも一緒に泣いてしまいました。

その出来事から、私はどんなにお花が売れなくても、店頭にお花を並べる!

通って行く人が見て行くだけで良い!と決めました。 そして、小さな花束を店頭に置き、どなたでも無料で持って行っていただきました。