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毎日を楽しむために、緑と暮らしましょう!


7月になりましたね、もうすぐ梅雨が明けて夏がまもなくやってきます。

緑はより濃くなり、太陽の光をいっぱい取り込む季節です。

人々が緑と暮らせるって、改めて幸せな事だと感じます。


今では、当たり前になった自然環境のことですが、人々が環境について考えるようになったのは、ほんの60年前ぐらいからです。

1962年「レイチェル・カーソン」と言う女性学者が、「沈黙の春」と言う一冊の本を出版します。

化学物質による環境汚染の深刻さを、最初に警告した書籍となりました。

詩的な語りから始まり、鳥が鳴かなくなった朝を綴った「明日の為の寓話」は人々の心を打ち、環境汚染の問題についてアメリカで大きなうねりを起こし、世界中に広がっていきました。

人々が自然と人類の文明との関わり合いに改めて気づいたのが、この時からです。

しかし、世界はこの時、経済的発展を優先することが大きな流れで、環境の汚染は止まりません。

今では、信じられないことですが、環境問題を扱うことは反社会的な風潮すら呈していました。

日本は、高度経済成長期。アメリカは泥沼化したベトナム戦争の真っ只中でした。


1972年に公開された「サイレント・ランニング」って映画をご存知ですか? 「2001年宇宙の旅」や「未知との遭遇」、「ブレードランナー」などの視覚効果を手がけたダグラス・トランブル初の監督作品です。

物語は、自然が完全に破壊されてしまった未来の地球。

人類は、植物の自然環境を保存したドームを宇宙船に取り付け、地球の環境が自然に戻るまで宇宙空間で保護していました。

しかし、ある時、保護計画中止の命令が下って、ドームを爆破処分することになります。

乗組員のフリーマン・ローウェルだけが、自然の重要性を知っていて、絶望に打ちひしがれます。

結果、彼はドームを切り離して世話係のロボットとともに宇宙の果てへと漂流させ、フリーマン・ローウェルは宇宙船とともに自爆してしまいます。

そこには、自然環境と文明の断絶が描かれていて、その時代の絶望感に悲しくなります。


今でも、地球の環境破壊は進んで、どんどん深刻な状況になっています。

でも、半世紀の時を経て、人々は自然の大切さを知るようになり、環境保護の努力するようになりました。

”地球の美しさと神秘を感じ取れる人は、科学者であろうとなかろうと人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれることは決してないでしょう” レイチェル・カーソン

ギンコでは、夏に向けて、沢山のグリーンをご用意いたしました。

是非、お部屋にたっぷりの植物を置いてみてください。

毎日が楽しくなること請け合いです。

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