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紅白のバラの頂きに立つ、スズランが好きな女性


イギリスのエリザベス女王が亡くなりましたね。

長い歴史の中を女性でありながら王して生きていくのはどのようなことだったかと、人生を人のために捧げる生き方を貫かれたエリザベス女王は、本当に尊敬に値するなと思いました。

ロンドンの友人がSNSにあげていた写真を見てちょっと驚いたのは、バッキンガム宮殿前にたくさんの人々が花を手向けているのですが、そのほとんどがラッピングがされてい無いこと!保水もされておらずただ、お花を束ねただけの花束が山のように手向けられていました。

日本人の私たちにはびっくりする光景だけど、お花を最後に廃棄することを考えれば全てこのまま自然に帰るものなのでとても理にかなっていると思いました。

私もスイスにいるときの花屋さんで、花束は上の部分だけを紙でラッピング。

保水もする事はありませんでした。アレンジや花束を紙袋に入れることもありません。

余談ですが、そもそも、クリスマスのテーブルアレンジメント以外はアレンジを作る事はほとんどなく、ギフトはほとんどブーケです。

ラッピングにセロハンやビニール紐など、自然に帰らないものを極力使いません。

GINKGOの花束も同じ理由で、ビニール紐や、セロファンを使いません。

さすがにラッピングもしないでお客様に渡す事はありませんが。。

日本ももうちょっと、いろんな意識が変わってくればそういう時代がくるかもしれませんね。

因みに、調べてみたら、エリザベス女王の紋章は、 紅白のバラを組み合わせたものでした。

赤バラを紋章とするランカスター家と白バラのヨーク家による王位継承をめぐる争いは、「バラ戦争」と呼ばれ、この内乱は、最終的にはランカスター派のヘンリー七世が勝利し、ヨーク家のエリザベスを妃に迎えて終わりを迎えたのだそうです。

そして、エリザベス女王ご自身がお気に入りのお花はスズランだったそうです。

スズランの英語名は「lily of the valley」谷間に咲くユリです。可憐だけど凛とした花姿はご自身のようですね。

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