5月12日、母の日は、全国のお花屋さんが一斉にお花を届ける、花屋さんにとって1年で一番忙しい日です。
だから、お花を運んでくれる運送会社も、とっても忙しい日となります。
アレンジメントはデリケートな商品、運ぶのは気を使うものです。
でも、母の日は届ける量が多いので、運送会社もトラックや人員を増やしてこの期間に対応します。でも、てんやわんやのこの時期、運送のトラブルがやっぱり発生してしまいます。
無事に届くよう。いつも祈るような気持ちで、ギンコのお花を送り出しているのですが、ついに一件、運送会社が、運送中に落っことしてダメにしちゃったと報告が。。
もちろん、当日の出来事。。。
運送会社から、何か代わりのものがないかと、慌てて連絡が入りました。
でも、注文されたそのお花はとっても大きく、すぐ用意できるものではありません。
たまたま、素敵なブーゲンビリアの鉢が入っていたので、これを代わりにしてもらってはどうかと、お客様に早速写真を送って連絡をお待ちする事にしました。
返ってきた答えは。
「写真のブーゲンビリアは、とっても綺麗で素敵だけど、これはギンコさんのデザインしたお花じゃないですね。僕はギンコのデザインしたお花が好きなんです。だから、やっぱり作り直して欲しい」
作り直すと5月12日にはもちろん間に合いません。
でも、その日が過ぎたとしても、ギンコのお花を母に贈りたいと希望されて、翌日の月曜日、ギンコのアレンジメントは送り出されて行きました。
それは、一日遅刻の母の日のお花です。
お母さんへの感謝の気持ちは、その日にこだわることでも無いのかもしれません。
なにより気持ちを伝える事が一番大事なことだと新ためて気が付いた出来事です。
5月12日の母の日は、気持ちを後押しするきっかけに過ぎません。
お母さんに感謝の気持ちを伝えたいと思えば、365日が母の日なんです。
ギンコは、いつでもお手伝いの準備は万全ですよ。
365日、あなただけの母の日のお花をご用意いたします。
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