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もっと、もっと花束を!!

更新日:4月9日


「花束を贈る」習慣は、古代から始まったものと言われています。最も古い供花の痕跡は6万年前のネアンデルタール人の古代遺跡で、人骨と共に大量の花粉が発見されています。その花粉は、死者の体の上部に集中していて、遺体を花束のようにして花や草で包んでいたと推測されているのです。


近年、世界の“新七不思議”にも選ばれたヨルダンの古代都市ペトラ近くの洞窟壁画の一つが鮮やかに復元され、この壁画にはキューピッドのような人物が複数登場し、絡み合うつるや花が描かれていました。


このように、花の贈呈の発祥は「花束」のスタイルでした。花束は美しく咲いている花を手渡しできるサイズにひとまとめに束ねたもの。


小さい子どもも、誰に教わることもなく、道に咲く花を見つけてプレゼントをしようとしますよね。花を贈りたいという気持ちは、本能的なものかもしれませんよね。



現在でも、花束は温かい贈り物として愛されています。3月末、年度末には会社などでも異動が多く、感謝の気持ちや送別の気持ちとしてブーケを贈る方が多く、GINKGOにも既にご予約をいただいています!


さて、ただいまテレビドラマ「不適切にも程がある」が話題ですね。昭和と現代を行き来しながら繰り広げられるストーリーは、懐かしい物や、今では考えられない社会の違いなど、おかしく描かれていて私も楽しく観ています。それなら、昭和と令和の花の贈り方には違いがあるでしょうか?


ここからは、完全なる個人的な感覚ですが、、


昭和の男性より令和の男子の方がカジュアルに気負いなくお花を贈るようになりました。逆に昭和の男性にとってお花を贈るのは一世一代の大イベント、お誕生日に赤バラを歳の数だけ束ねるなど気合いが入った方が多かった。バブル時代もあり、派手なパフォーマンス感があったような気がしています。


反して令和の今は、すごくカジュアル!デートだから、お友達とご飯に行くから、なんとなく季節のお花をあげたいから、、など、素直な気持ちでお花を贈るのが主流。微笑ましいな、嬉しいな、と思っています。


では、海外の花の贈り方はどうでしょう?


調べてみたら、イギリスでは週末に家族と過ごす時間を彩るために金曜日の仕事終わりに花を買って帰る習慣があるようです。また、花と一緒にチョコレートを贈ることも定番なんですって。


おとなり韓国は、カップルの間でお花を贈りあうことが定番で、24時間稼働しているお花の自動販売機も街中にたくさんあるとか!


私が修行したスイスでも、お友達の家によばれたら花束持参が定番でした。


一輪のお花でも、どんなお花でも、どんな場合でも必ずもらった人を笑顔にするってすごいと思うのです。他には変えられないステキな贈り物。


GINKGOのお客様で、ある時に一輪お花をあげたらすごく喜んでくれた!と、嬉しくて、機会があるたびにお花をプレゼントして楽しんでくださっている方があります!贈る人も、嬉しくなるんですよねーー!




GINKGOでは、24時間、営業日以外でも一本からお花のピックアップ可能です!1番下の赤いボタンからカンタンにご予約いただけます。是非ご利用くださいね!

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